- 2019.06.18
6月の「誰でも参加できる当事者研究」のお知らせ<あるく>
6月の「誰でも参加できる当事者研究」のお知らせ
★開催日程:2019年6月28日(金)15:30~17:00
★開催場所:就労支援センターあるく
札幌市白石区本郷通7丁目北6-20第一加治屋ビル2階
※当事者研究に参加される方は直接2階の会場にお越しください。
★お問い合わせ:申し込み
メールの件名に「当事者研究(6/28)」本文にお名前、ご所属、ご連絡先を明記の上でaluku_ryouta_hara@yahoo.co.jpまでメールをお願いします。(担当 原 良太)
★興味のある方なら誰でも参加できます。
★参加者多数の場合参加出来ない場合がございます。ご了承下さい
○前回の誰でも参加できる当事者研究について
いつものように研究テーマを募ったところ、参加されている方から、「自分の所属しているサークルの会員を増やすべく宣伝したい」との声があり、ミーティング時に、どの様なセリフが良いか検討し、練習を行いました。
練習の方法としは、SSTの基本訓練モデルにそって行いました。当事者研究の時間ですが、テーマによっては、SSTを行う事があります。
次に「すぐに何でも出来ると思う病」の研究を行う事になりました。
研究テーマを挙げられた方の主訴としては、「調子の悪い状態のときは、何も出来なくなる事がすごく嫌でイライラする」と話されておりました。
具体的な苦労としては、「緘黙状態で声が出せなくなる」「何を聞かれても答える事が出来ず、コミュニケーションが上手くいかない」「頭の中は混乱している」との事でした。
眠れない、食べられないことが調子の崩すサインになることがあるそうです。「調子が悪い時は、何も出来なくてもOKでは?」という参加者からのコメントもありました。また「もしかすると、発言が出来なくなったことによって相手を傷付ける事がないので良い事なのでは?」というコメントもありました。
話し合いの中で緘黙状態を「爆発」と見立て、その「爆発」の要因になっているお客さんが来ているのでは?と仮定し、そのお客さんを「マスクマン」と命名しました。言いたい事が言えなくなる現象(口がふさがれているような感覚)を、口にマスクをした状態に例えて、この名前になりました。
マスクマンが来ると、とても辛い状況になる事から、その状態から無理に這い上がろうとしないで、前向きに諦めるということが大切なのでは?という結果に至りました。マスクマンは休息を促すためにやってくるのかもしれないという仮説を立てることが出来ました。
他にも、どんな役割がこのお客さんにあるか今後も継続的に研究出来ると良いと思われました。